梅雨が明けて、凄まじく暑くなりました。
皆さん、熱中症には気を付けて下さいね！！！
4，5年ほど前、実は私、熱中症で救急車で搬送されました(^_^;)
様子が変だと思った家族が救急車を呼んだんですが、1週間入院しました、、、。
思いのほか危なかったようです。
「大丈夫！！」と思う気持ちが危ないので、この時期、給水・休憩はこまめに取りましょう！！

さて、今週に入って不動産の査定依頼が増えて、土地・戸建て・マンションと5件査定をさせて頂きました。
売り土地は既に売却依頼を受け、預からせて頂きました。
建売業者さんからのお問い合わせも頂いておりますので、その対応と新規の査定依頼で忙しくさせて頂いております。感謝ですm(_　_)ｍ

では、今回は査定について・・・
まずは不動産のご売却にあたり、価格設定には下記の仕組みとお考え下さい。
　【売り出し価格】
　　　　　↑　　　　　　　高い
【目　標　価　格】
　　　　　↑　　　　　　　↑
【査　定　価　格】
　　　　　↑　　　　　　　低い
【相　場　価　格】

査定価格は相場よりも若干高めに算出しておりますが、私共不動産会社からの査定価格が売却価格とは限りません。
査定には一般的に「簡易査定（机上査定）」と「訪問査定」とあります。
「簡易査定」については文字通り簡易な査定で、主に現在での近隣の流通価格・過去の成約事例・路線価から算出され、相場に近い価格帯となります。
「訪問査定」についても文字通り訪問して、「簡易査定」の内容の他、お家やお部屋の現状・立地・敷地の形状・リフォーム歴・事故等の確認の他、お客様のご意向の確認をさせて頂いた上で金額を提示させて頂きます。
ですので、「簡易査定」での金額より300~500万円上昇する場合がありますが、逆に建物がない方が売りやすかったりする場合には、土地のみの価格となり、当初の査定金額よりも下がる場合もあります。

不動産会社は、売主様・買主様の双方代理が許され、双方から仲介手数料を戴けます。
ですから私は売主様・買主様双方がご納得頂ける価格であるよう、その価格の根拠が必要と考えております。

売主様は高く売りたいと思うのが人情です。だから高く提示して不動産を預かりたがる不動産会社もありますが、相場を無視するあまり、結局、価格を落とし、尚且つ何年も売れないようでは、本当の意味で売主様の為にならないと思います。
こんなお客様がおられました。
「中古戸建てだけど、2年間売れない。査定して欲しい。」と依頼されました。整形地に各部屋が大きな2階建てのお家、価格も悪くないのになぜ売れないのか、、、？
お調べしたところ、容積率オーバーで「不適格建造物」でした。当然、住宅ローンが組めません。中古戸建てとして売るよりも、若干価格は下がるが売り土地とした方が良いと思われる物件でした。
売主様にはその旨ご説明したところ「今までどこもそんな事言わなかった。大手の不動産会社も言わなかった。本当か？」と信用して頂けませんでした。
それで、弊社も含めて数社に今まで通りの売却を試みたところ、他社さんでお客様が決まったとの事で「よかったですね～(^_^)」と言っていたら、結局、住宅ローンが組めなかったとの事で、そこでやっと信用して頂きました。
実はその物件、「売地」として出していたところ、どうしても売家として買いたい！リフォームして住みたい！と言うお客様がおられ、市から確認書を取り付け、銀行の協力を得、銀行と共に保証会社を口説き、住宅ローンを組んで頂きました。
結局、「中古戸建て」として売却いたしました(^0^)　　　（売主さんビックリ！！）

査定を依頼して下さるお客様には、どうぞ提示された査定価格の根拠をご確認下さい。そして、売却方法もご確認された方がよいと思います。

ではでは、今日も一日明るく元気に楽しくまいりましょう♪♪

※禁煙6日目　順調です！！